キャンプで役立つ焚き火の仕方

キャンプの楽しみといえばキャンプ料理を楽しんだり、、自然を満喫したりですが、やはり楽しみなのは焚き火ではないでしょうか?しかし、キャンプ初心者にとってはなかなかハードルが高いのかもしれません。私自身もキャンプを始めた頃は火をおこすのに苦労しました。そこで今回はキャンプで役立つ「焚き火の楽しみ方」をご紹介したいと思います!

目次
  1. 焚き火で必要な道具一覧
    1. 1-1. 焚き火台
      1-2. 焚き火台ベースプレート(不燃シート)
      1-3. トング
      1-4. 耐火グローブ
      1-5. ローチェア
      1-6. ローテーブル
      1-7. オノ
      1-8. 着火剤
      1-9. 柄の長いライター
      1-10. 火吹き棒
  2. 焚き火の手順
    1. 2-1. 袋から取り出す
      2-2. 組み立てる
      2-3. 薪を準備する
      2-4. 火をつける
      2-5. 太い薪を投入する
      2-6. 焚き火を楽しむ!
  3. 番外編
    1. 3-1. 薪と炭はどう違う?
  4. 注意点
  5.  
  6. さいごに
  7.      

1焚き火で必要な道具一覧

焚き火をするには揃えなくてはならないギアがいくつかあります!この章ではそんなギアをご紹介します!

1-1.焚き火台

焚き火台とはその名のとおり、焚き火を支えている台のことです!直火で焚火ができるなら焚き火台はいらないのでは?と思われる方もいるでしょう。しかし直火をすることで、そこに生えている草木が燃えてしまうだけでなく、地中にいる微生物を殺してしまいます。直火は環境面への悪影響が大きいのです。ほとんどのキャンプ場では直火禁止、焚火台利用をマストとしています。

1-2.焚き火台ベースプレート(不燃シート)

焚き火台を使って焚き火をしていても焚き火台の隙間から火の粉や灰が落ちていきます。そうなると焚き火台の下が燃えてしまいます。それを防ぐのが焚き火台ベースプレート(不燃シート)です。これをすることによって下に落ちる火の粉や灰を受け止めてくれるので燃えずに済みます。キャンプ場では焚き火台ベースプレート(不燃シート)がないと焚き火禁止の所もあるので焚き火をするのであれば持っていくようにしましょう。

1-3.トング

火がついた薪を動かしたりするために長めのトングも必要です。短いトングだと熱いので長めのトングを持っていきましょう!

1-4.耐火グローブ

トングで薪を追加したり動かしたりする時、手が火や火の粉に触れたら危ないので、必ず革手袋をしましょう。 薪を触る時も結構トゲが刺さったりするので、革手袋で作業するのがおすすめです!

1-5.ローチェア

焚き火では通常より低いチェアを使うことによって疲れにくくなります!

1-6.ローテーブル

座っているすぐ横にローテーブルを置いておくと飲み物やランタンなどをとても便利です!

1-7.オノ

キャンプ場などで薪を購入しても太い薪などが混ざっています!太い薪は燃えにくく、火が付くまで時間がかかってしまいます。そんな時はオノを使って薪を割り、細い薪から使うと効率よく火を起こすことができます!オノを使う時は怪我には十分注意しましょう!

1-8.着火剤

木屑や細い薪などから火を起こしてもいいのですが初心者には着火剤がオススメです!火をつけるだけで長い時間燃えてくれるので薪に火が移りやすく初心者でも簡単に火を起こすことができます!私も最初の頃はいつも使っていました。(笑)

1-9.柄の長いライター

先ほどの着火剤に火をつける際に使用します。着火剤を使用する際は着火剤を薪を重ねた中央付近に置くのでどうしても普通のライターだと届きづらく、火傷をしてしまいます。そんな時に柄の長いライターだと便利です!

1-10.火吹き棒

火元にピンポイントで空気を送ることでき火種を付けたり、火力をあげたり簡単にできるアイテムです。 軽量でコンパクトに収納でき、持ち運びに優れたアイテムです。最近では100円均一でも売っているのでぜひ探してみてください!


2焚き火の手順

ではいよいよ焚き火の手順をご紹介していきます!

2-1.袋から取り出す

まずは焚き火台と焚き火ベースプレート(不燃シート)を袋から取り出します。

2-2.組み立てる

焚き火台を組み立てて、焚き火ベースプレート(不燃シート)の上に焚き火台をセットします。※芝生キャンプ場では、火の粉が飛び芝に火がついてしまう可能性もあるので、念のため焚火台の周りの芝に水を撒いておくことをおススメします!

2-3.薪を準備する。

薪は小サイズの薪、中サイズの薪、大サイズの薪を準備します。最初は火が薪に移りにくいので細い薪に火をつけて、だんだんと大サイズの薪を入れていきます。

2-4.火をつける。

着火剤を焚き火台の中央付近に置き、その上に小サイズの薪、中サイズの薪を写真のように置き、ライターで火をつけます。

2-5.薪を投入する。

薪に火が燃え移ったら、中サイズの薪を投入しましょう! 火吹き棒で空気を送りこんであげると燃えやすくなります! 投入した中サイズの薪にも火が燃え移ったら大サイズの薪も投入しましょう!薪を投入するポイントは空気が薪の中を通りやすいように「高く」くみ上げることです!空気が通る道があれば、熱で自然に空気が循環しより早く燃え上がります。

2-6.焚き火を楽しむ!

これで焚き火の一連の手順はおしまいです!後はみんなで焚き火を囲って談笑したり、温まったり、さらに薪を投入して焚き火を楽しんで下さい!


3番外編

3-1.薪と炭はどう違うの?

薪と炭は似ているようで特徴が全く異なります。バーベキューのときなど、炭を使うシーンをよく目にすると思います。これは、燃焼時間が比較的長く、火力が強いために料理に向いているなどの理由がありますが、薪と炭を用途によってうまく使い分けることが大切です。

・燃えやすい
・よく炎がでる
・すぐに燃え尽きてしまうので続けて薪を投入する必要がある
・一束だいたい500円前後で販売している

・燃えにくい
・炎はあまり出ない
・長時間燃え続ける
・火力が強い
・1kg1,000円未満のものから、値段が何倍もするものまでさまざまある


4注意点

焚き火では落ち葉や紙などを入れて燃やすと火の粉が飛びやすくなり、テントやイス、服などに穴が空きます。また火事の原因にもなるので気を付けましょう!焚き火は火を扱っているので万が一のために近くには必ず水を置いておくようにしましょう。


5さいごに

自然の中で遊ぶ以上、火の管理と後片付けは徹底するのが最低限のルールです。直火などは特に自然破壊や火事の原因にもなるので、片づけは完璧にしましょう! ポイントさえ押さえれば誰でも簡単に焚き火ができ、キャンプスキルがグレードアップすること間違いなしです! 楽しいキャンプライフをお過ごし下さい!

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